どうもCOFLOです。
お家時間中は好きな事に時間を費やせる期間だと思い過ごしています力身です。
さていきなりですが、建築物は好きですか?
私は好きです。
好きな理由は人によって様々ですが、私は斬新なフォルムに建築設計としての利便性が兼ね備わっている建築物が好きです。
その中でもノルウェー建築が特に好みで、下の写真はJensen&Skodvinという近代ノルウェー建築を代表する建築家が施工したものです。
地面が湾曲していたり、森林の勾配がキツイ所に建物を建てたりと、国独特な風土を理解し施工するノルウェー建築の醍醐味です。
ノルウェー建築の良さは、フィヨルド独特の地形を有効活用し、建築と芸術の融合が一貫性を産み出すのに普遍的なものである所から魅力を感じます。
地球そのものに対する恩恵を、ノルウェーの建築設計は自然景観との統合を強調していて、
さらに機能主義に基づいた厳格なデザインに至り、人間や生態学的なニーズを強調したデザインとなっています。
正にこの建築思想から得られるものは自論ですが人間にとって自然および地球そのものが母であるという事を理解し生きなければならないという事ですね。
近代ノルウェー建築は魅力的な建造物が多いので色々と見てみてはいかがでしょうか?
私のお気に入りであるJensen&SkodvinのHPに行ってみてください。彼らのアートワークが見られます。
設計図なども見られて面白いと思いますので是非に。
と言っても北欧に行く機会がないと思いますので(行ってみたいけど)
近隣でオススメしたい建築物を紹介します。
まずはカトリックたかとり教会を
この教会は兵庫県の鷹取にある教会なのですが
一度、阪神・淡路大震災の影響で全焼してしまい無くなってしまいました。
ですが下記の画像を見て頂けるように、全焼した建物のそば、キリスト像だけ無事でした。
キリストの加護から再建した教会’カトリックたかとり教会’ですが
何と言っても特徴は建築家’坂茂氏’による紙管を使用した建造物となっております。
別名、紙の教会とも呼ばれ、紙食って神が創り出す世界のように、紙で出来ておるのです。
話を戻しまして下記の画像の通り、本当にトイレットペーパーの芯を大きくしたもので出来ており触った感触はトイレットペーパーの芯硬くしたものそのものです。
私個人的な見解ですが仮設住居の在り方を坂氏の考え方でフィットさせることによってグローバルな問題に取り組めると思う。
紛争難民や災害難民と様々な問題で住環境が定まっていない方に、
例えばモンゴルのゲルと言ったような移動式簡易住居の利便性を用いた仮設住居を施工したりと仮設住居の可能性、在り方は世界を変えられると私は思います。
今、現在でもコロナウイルスの影響で医療施設が足りていなかったりとしている状況下で役に立てる仮設住居というキーを今後見逃せないのではないだろうか。
あくまで個人的な意見ですので、悪しからず。
是非ともカトリックたかとり教会には足を運んでみてください。
考えさせられる何かがあるかも。
ではこの辺でと言いたいのですが
あと一つだけ行って欲しい所があるので紹介いたします。
こちらも兵庫県、芦屋にある旧山邑家住宅です。
兵庫県の建築物としては有名どころです。
なんと言っても、近代建築三代巨匠の一人’フランク・ロイド・ライト’が設計した代物です。
正直、近場で尚更肌感も感じられるライト建築を見られるのは中々ないです!
なお1923年施工の約100年前の住居であり、100年のブランクを感じさせないほどモダンであり美しいものを当時施工できるライト氏は流石としか言いようがないです。
幾何学的な模様の格子に自然環境に溶け込む有機的建築の醍醐味をライト氏から教えていただける、ただただ圧巻させられる建物です笑
余談ですが、ライト氏の有機的建築の代表的建築物、’落水荘’もオススメです。
写真見ているだけで上がります。
旧山邑邸に関して詳しい詳細などを知りたい方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?
今は入られないとは思いますが、機会を伺いつつ私もまた訪れようと思います。
さてどうでしたか?建築の良さ伝わりましたでしょうか?
あくまでも個人思想ですので食い違っていることはあるかと思いますが
私ながらで恐縮ですが少しでもお伝えできればなと思い綴っております。
長くなった事ですし、そろそろこの辺で
最後にライト氏の言葉を残してサヨナラです。
正方形や立方体は、完全(integrity)を表し、円や球は無限(infinity)を、直線は正直(rectitude)を、三角形は大望(aspiration)を表している。室内の正方形は、単純な発想から出たものではなく、やがては、立方体に発展してゆく過程なのだ。
さらばじゃ。