COFLO BLOG

April 29th, 2020

光と色

どうも力身です。
先日、テツ君が色の話をしていましたが、
わたくし力身も色について話したいと思います。
いきなりですが、
このパステルカラーの画像を20秒間じっと見つめてください。
見つめましたか?
なんと凝視することでパステルカラーが消え真っ白に見えます。
不思議ですよね、
そこで本日のブログは、色の不思議についてお話ししたいと思います。
まず冒頭で挙げたパステルカラーが真っ白になるギミックは
”トロクスラー効果”と言い周辺視野が変化しない細部を消去してしまうことだそうです。
トロクスラー効果は実は常日頃から起きていて、
これがなければあまりにも刺激が多すぎて、私たちは狂ってしまいます。
そうならないように、脳は重要ではないと思われることを無視するのです。
その日に会った人の服装や鼻の形など、見ているはずなのに何も覚えていないのはこのためなのです。
と言ったように
色というものは情報伝達により脳が判断し見える。
ニュートンの言葉で”光線には色はない”という言葉の通り
色を見るのは脳であるということがわかります。
ここまで色と脳の結びつきを軽くおさらいしたところで、
色彩における脳の働きと心理についてお話しします。
例えば、白は膨張色であり、純潔さを表し、反対の黒は収縮色であり、力強さを見せます。
真っ白なワンピースを着ている女性と真っ黒なワンピースを着ている女性では、もちろん印象も違います。
真っ白なワンピースの女性にはクリーンな印象で、真っ黒なワンピースの女性にはクールな印象を受ける様に、
人間にフォーカスするのではなく、色を見て脳が判断し、その人間の印象を判断しているのではないかと思うのです。
いつも黒い服ばかり着ている人が、急に白に変えると友達から”今日なんか印象が違うね”と言われるのは、
相手の脳が混乱し処理しきれていないからではないでしょうか。
そうやって考えると色彩心理は面白いと思います。
色使いを上手く理解し解釈できる人は、やり手なのかもしれません。笑
色というのは凄く大事な情報であり、自分や相手の心情を変化させるものであると思います。
今、不要不急の外出が自粛されている世の中で
家に居て鬱憤が溜まったり、どこかに出かけてリフレッシュしたい貴方に
色の不思議を使って少し心のゆとりになれるものを推奨できればなと思い
本日のブログは進行されています。(前置きが長くなりすぎました)
ここからが本日伝えたかった旨です。
それは簡単なものですが
部屋の照明(色)を変えることです。
私の部屋は照明が昼白色(青白い光色)と電球色(オレンジ色)の半々で構成されていて
後は暖色の間接照明(電球色)を使っています。まず昼白色は仕事・勉強など緊張感を呼び起こし集中するために点けていて
電球色は本や映画などを見る時、音楽を聴いたりご飯を食べる時とリラックスしたい時に点けています。
これは人間の24時間リズムを部屋で出来るようにしていて
人間は光色で体の活発バランスを取っていることを理解し
起きて朝日を迎える(電球色)昼間活発に動く(昼白色)夕日を迎えくつろぐ(電球色)
と言ったように人間は1日のリズムをを光色で判断しています。
たまに一日ずっと暖色の部屋に居て、次の日昼間に外に出た時、体がしんどくなったりだとか、
反対に寒色の部屋にずっと居て落ち着かないことがあったりとか、思い返すと皆さんもあるかとは思います。
部屋に一つしか照明がないのであれば、反対の色の間接照明を使うことをお勧めします。
間接照明も照らす場所を変えられるものがオススメです。
天井、壁、床に照らす場所を変えることによって部屋のムードであったり
心情にも変化をもたらしてくれます。
この3灯間接照明がオススメです。
ちなみに私は床に暖色を当てることが多いのですが
それによりやすらぎや、落ち着き、くつろぎ感を得ています。
それは朝日や夕日といった人間が休んでいる時間帯の太陽の高さが低い位置にあるためとだとか言われています。
そして寝る前に間接照明だけ付けオフタイマーにし寝ます。
そしたら不思議と朝スッキリ起きられます。
外の青白い光色で脳が起きる心理効果を活用し1日を迎えれるのです。
こうして部屋の照明(色)を一つ変えることで成される心理効果を上手く活用し
滅入った気分を少しでも晴らせたら良いなと。
照明一つ変えるだけで、
意外と新鮮味もあり日常生活に刺激を与えられると思いますので
是非とも試してみてください。
ここまでダラダラとやってきましたが
色というものは不思議だなとブログを綴っていて、改めて思いました。
と言っても
ほんの微微たるものしかお伝えできていませんが。
他にも沢山、色の不思議はあります。
その中でも色彩心理など調べてみると、凄く面白いと思います。
是非、お暇潰しに調べてみては
ではこの辺で