どうもCOFLOです。
営業自粛から毎日毎日BLOGを更新している訳ですが、
そろそろ我々からのアウトプットでは無く、
我々も皆さんと一緒にインプット出来る機会は無いかと思い、
所縁ある方にインタビューしてみようと思います。
今回インタビューさせて頂くのは昨年、今年と2年連続でCOFLOにてPOP UP TATTOO SHOWを開催しているTATTOO ARTIST ”AME”。
https://www.instagram.com/ame_securityblanket/?hl=ja
1回目の開催時と2回目の開催時では住んでいる国が違ったりと、
様々な環境に身を置きながら進化していくAMEにタトゥーを彫りだしたきっかけから国によっての文化の違い、そして今後の展望を聞いてみました。
COFLO以下C : それではよろしくお願いします。
C : 現在の活動の拠点はどこですか?
AME以下A:チェコ共和国のプラハです。(2月からの一時帰国中にチェコ共和国がロックダウンになり、状況が落ち着くまで日本に滞在しています。)
C : まずタトゥー彫り始めるきっかけを聞かせて欲しいです。

C : 立て続けに質問なのですがこれまでに様々な国へ行かれたと思うのですが、その国々で感じた日本とのタトゥーや刺青に対する感覚や思いの違いを聞かせて下さい。

A : 一つ目は、新婚旅行の翌年2015年に僕一人でConventionに出るために行ったネパールで大地震に合ったことです。
あの時は、Convention 2日目の真っ最中で彫っている人もいたと思います。もちろんConventionも中止で余震もくるしネパールだから建物が弱く、全壊だらけで初めて海外で危機感を覚えたし、色んな国の国民性もみえました。
アメリカ人は、リアクションが予想以上に半端じゃない、ヨーロッパの人は、地震経験が無いから 泣き叫びアタフタしている、インド人は賢こいので地震経験豊富な僕達、日本人にどうすべきか尋ねてくる、足を痛めていて松葉杖だった日本人の友達が地震が起きた瞬間に普通にダッシュしてた等 今だから言えます皆ヤバイやつら!!
A : 二つ目は、バンコクに移りまだ家すら決まっていない1週間目くらいだったと思います。
妻と子と三人でBTS(スカイトレイン、日本で言うJR)に乗車した時の話しで、
夕方のラッシュ時は、丸の内線並みに乗車率が高いんです。
僕達は、何気なしにラッシュ時に乗車してホテルに戻っていました。その時は、4月で、1年の中でも一番暑い時期で だいたい40℃くらい?とにかくあり得ないくらい暑くて、
それもあってキンキンに冷えたBTSは、乗車率が高いものの天国でした。
僕は、子供を抱っこして窓側に立っていて 妻は、僕の後ろで疲れ果てていました。
そして僕達の横に 恐らく東南アジア出身で僕達と同じように妹を抱いた姉とその横にお母さんがいて、子供達同士が言葉が分からないなりにジャレてたんですよね。
身動きが取れないほどだったけど平和な時間が流れ数駅共にし、 下車しました。
そこからホテルに戻るまでに晩御飯を買って帰る事にし美味しそうなお店みつけ注文し出来上がり待っていました。
その時急に妻が大声で「ないっっ」と叫び駅の方にダッシュしたのです。
まさに松葉杖の友達と同じ速度で….笑
お気ずきだと思いますが、BTS内で平和な時間を過ごしたあの東南アジア系の家族です、
妻のショルダーバックの側面をナイフで切り財布を盗んでいたのです。
妻は大泣きしてましたがクレジットカードもあったので僕は早く止めないといけないと思い急いでホテルに戻り携帯のwifiを繋いだ瞬間…..
7通程のメールが届いていて開いてみると、
カード会社からの引き落としのメールでした。
スキミングされて最終40万引き落とされてました。だいたい30分以内の話しです。
お金も辛いですが あの乗車率でもし盗んでいるのに気付いていてもめてたら刺されてたかもと思うと今でも怖いです。
事件直後に妻に「もう泣いても仕方ないよ、刺されへんかっただけ良かった」と言うと 他人事かとブチ切れされました。笑
色んな国行きましたが東南アジアがヤバイやつが多いと思います。
ちなみにこの質問だけでCOFLOのブログ1週間分くらいにはなりそうなので他にも聞きたい場合は、是非彫りに来て直接話させて下さい!!笑
C : やばすぎです。苦笑
家族みんなでハードな経験してますね。
C : 次はそんな色んな経験を共にした家族についてお聞かせ下さい。
A : 家族がいなければTattooもしてないですし、今みたいに外国にも視野が広がっていないと思うので感謝しています。
5歳の息子は海外に友達がいたり英語を嫌がらない事、妻も1人でとんでもなく遠いとこに行ったり、海外出張に行ったりと強さを兼ね備えた妻子を持てて 本当にありがたいです。
C : 僕もAME一家には滲み出るタフさを感じております。
C : 最後に今後の展望をお聞かせ下さい。
A : ここ数年 色んな国に仕事しに行き沢山のアーティストと交流したのでもしチェコに戻る事が出来たらプラハで夫婦のショップを持ちたいと考えています。
そして今まで僕達を受け入れてくれた人達を次は僕達が招き入れたいと思っています。
C : 出会いを大切にしてきたからこそ次は自ら出会いの場所を作り出す、素敵すぎます。
冒頭でも言ったように様々な国や環境に身を置き生み出す作品に新しいフレーバーを吹き込み続けるAME。
そんなAMEの逞しさは同じく様々な経験をしてきた同志(家族)あっての事なのだと感じた。
夫婦2人で運営するWEB SITEも是非チェックしてみて下さい。
それではこの辺で。