COFLO BLOG

June 2nd, 2020

BBP (The baseball power)

どうもCOFLOです。

全国的に緊急事態宣言が解除され、徐々にではありますが街に活気が戻ってきた気がする今日この頃。

しかしながら九州なんかでは集団感染が発生したりとまだまだ油断は禁物でございます。

そんな中、遂にプロ野球ペナントレースの開幕が正式に決定しました。

今年は高校野球が春、夏ともに開催中止となった事もあり今こそプロの力で日本を盛り上げて欲しいものです。

そこで今回は、過去に日本が苦境に立たされた時に快進撃を続け日本中に勇気と希望を与えたチームをご紹介したいと思います。

まずは1995年阪神大震災が起こった年、”がんばろうKOBE”のスローガンを掲げリーグ優勝を果たしたオリックス・ブルーウェーブ。

震災後練習もままならかったがブルーウェーブですが、

市民とともに戦うという気持ちや何よりも被災者である神戸市民の応援が後押しし神戸での開幕戦に踏み切ります。

開幕戦が行われた地元グリーンスタジアム神戸には3万人もの観客が訪れました。

この年、オリックスは”仰木マジック”と称された大胆不敵な采配と的確な選手起用で名将と評された仰木 彬 監督の指揮のもとこの前の年1994年に彗星の如く現れたイチロー、その後メジャーに渡りワールドチャンピオンを手にした田口等を中心にチーム打率リーグ1位、

投手陣も佐藤義、スローカーブの使い手星野、野田、この年リリーフのみの登板で15勝27セーブを挙げ新人王を獲得した平井を中心にリーグ1位の防御率を誇り、

2位ロッテと12ゲーム差をつけリーグ優勝を果たしました。

僕は当時5、6歳でしたが、当時のブルーウェーブの色鮮やかなユニフォーム、そしてイチローの活躍に心を奪われたのを覚えています。

その後の日本シリーズではヤクルトに敗れ惜しくも日本一を逃しますが、

翌年の1996年、リーグ2連覇、日本シリーズでも巨人を下し日本一に輝きブルーウェーブは震災復興の象徴として讃えられたのです。

後年、田口はあの年の優勝は世界一重みのある優勝だったと回想しています。

そしてもう1チーム、2011年3月11日の東北大震災から2年後にリーグ優勝を果たし日本シリーズで巨人を下し日本一に輝いた楽天イーグルスです。

楽天は2004年、先ほど登場したオリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの合併による球界再編の際に生まれた新しい球団で、

誕生から数年は歯車が噛み合わず下位に沈む事の多いチームでした。

震災のあった2011年は5位、翌年2012年は4位と地元ファンの期待に応えられずにいました。

震災があってから選手たちは練習や試合の傍、被災した地元の住民達を励ましたり、ボランティア活動を行ったりと尽くしてきました。

ただペナントレースでは思うような結果が残せず2年が経った球団創立9年目の2013シーズン、

当時の監督 闘将星野 仙一は選手達をこう鼓舞します。

この2年被災地の人々に与えた我々の優しさは十二分に伝わったはず、今年は強さを見せるんだ。

この言葉を噛み締め戦い始めた楽天は強かった。

ご存知の方も多い現ニューヨーク・ヤンキース 田中将大を中心に快進撃を続けます。

その田中将大のペナントレース24連勝といった神がかった強さを見せました。(このシーズン田中はポストシーズンも含め25勝無敗)

結果的にそのままリーグ優勝、日本シリーズで巨人を下し日本一に輝きました。

この優勝は先ほどのオリックス・ブルーウェーブ同様、被災地だけでなく日本国民に感動と苦境を乗り越える勇気を与えました。

という訳でコロナウイルスの猛威に脅かされ続けた我々に感動や勇気を与えてくれるのはどのチームなのか、

開幕が楽しみです。

最後にわたくしが敬愛して止まないイチローの阪神大震災から10年経った際に放った言葉で締めくくりたいと思います。

「あの日(阪神大震災)の事を僕らは、被災した人たちは忘れる事は無いんですが、もう一度しっかりと自分の記憶、気持ちの中にとどめる日ですよね。

そして前に進んでもらいたい、後ろ向きにならずに。

忘れるという事ではなく気持ちを切り替える区切りにしてほしい。

僕は次に起こることは何か、今何をすれば良いのかという事をいつも考えています。

それが生かされない事の方が多いのですが、考える労力を惜しむと前に進むことを止めてしまう事になる。

人それぞれの生活の場で考える内容や質は変わるとは思うのですが、

考えてみて欲しいのです。

そこから新しい何かが見えてくるかもしれません。」

2020年の今の状況を憂いでしまいがちですが、

憂うばかりでなくイチローの言う通りどんな状況でも今何が出来るか、

次に何をすれば良いかを考える事を続けていきたいものですね。

それではこの辺で。