どうもCOFLOです。
ようやく梅雨入りしジメジメした天候が続きますが梅雨が明ければ夏がやってきます。
今年は去年や一昨年と比べてコロナウイルスの猛威も落ち着いてきていますし、
旅行やキャンプ、フェスなど計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
さて、かなり久しぶりのブログとなりますが、今回はこれからやってくる夏には欠かせないTee、
その中でもGraphic Teeについて綴らせて頂こうかなと考えております。
そして今回COFLOでも取り扱いがあり、毎シーズン様々なグラフィックTeeをリリースしている
”NOTHIN’SPECIAL”デザイナー松岡氏にグラフィックについてNOTHIN’SPECIAL的解釈をお話し頂きました。
COFLO(以下 C) : よろしくお願いします。まず毎シーズングラフィックを起すのに定義ってあったりするんでしょうか。
NOTHIN’SPECIAL 松岡(以下 N) : 特に定義は無いですね、外を歩いている時は街並みはもちろん絵画や地下鉄の広告、落ちているゴミまで見てますし、家にいても映画のワンシーンももちろんの事、劇中の小物、広告、登場人物が着用しているものまで常にネタを探しているって感じです。
C : そうなんですね、確かにNOTHIN’のグラフィックって色んなジャンルを網羅していますよね。
特に印象的なのはHIP HOPやレゲエぽいデザインが印象に残っています。
N : それは自分のルーツである90年代後半から2005年くらいまでの自分がヘッズだった頃のムードを出したいと考えているからだと思います。
結局のところ、常にネタを探してはいますが
これデザインとして使ったらいいなーとか思っても自らが説明出来なかったり、解釈出来ないもは成立しないなと思っています。
C : 着る側としても自分が着ているTeeのグラフィックはどういう意味なのかとか、何が元ネタなのかとかを知っておきたい気持ちがありますしデザインをする人たちにとっては非常に大切な事なんですね。
N : そうですね、今着る側の気持ちについて話していましたがグラフィックTee 1枚で友達になれたりするのってそういう事だと思うんですよね、たかがTeeだけどされどTeeっていうか。
自分の好きな映画やアーティストがモチーフのTeeだったりを着ると気分が上がるし逆に着ている人がいると自然と目がいくし、その人と話すタイミングがあれば話のネタにもなるし。
C : 確かにそう言われるとコミュニケーションツールの1つとして成立していますよね。
自分もお客さんでやばいと思ったTeeを着ている人がいたら思わずそのTeeについて話しかけちゃいますもん。
N : 自分もそうやって育ってきたしこれからNOTHIN’SPECIALの服を着てくれる人達にはそういう感覚になってくれたら嬉しいと思います。
だからこそ自らが説明出来ないネタはデザインとして使わないんですよ。
C : なるほど、そういう事を考えながらグラフィックTeeを見ると新しい発見もあるしお気に入りを見つけるきっかけになりますね。
次にお聞きしたいのがNOTHIN’SPECIALのTeeはシルクスクリーンでのプリントが多いとは思うのですが、
1つのデザインで色んなカラーを使用したものもありますよね、最大で何版使った事がありますか。
N : 12版です。
12版までなるとそれなりにコストもかかりますし納得のいく仕上がりになるまでに苦労もありますが、
先程の話でもあったように自分の解釈の下にデザインがあるわけでそれを具現化するには必要な労力だと思っています。
C : 12版!?
凄いですね、もはやアート作品ですね、
確かに今シーズンリリースされているF1 Teeもかなり細かいタッチかと思うのですがあれは何版なんですか?
N : F1 Teeは5版です。
12と比べると版数は少ないですがキレイに出てくれたかなと思っています。
C : デザインだけじゃなくそういった目線でグラフィックを見ても楽しいですよね。
N : そうですよね、1つのアートピースとして見て、着てっていうのもグラフィックTeeの醍醐味かなと思います。
C : 今回は貴重なお話しありがとうございました。
これからのNOTHIN’SPECIALも楽しみにしています。
ブランドのグラフィックTeeに対してのアプローチの仕方やデザインに起すまでのプロセスについてお話しを伺った今回。
今回のブログをご覧頂いた事でこれから始まるTeeのシーズンにお気に入りを見つけるきっかけになってもらえたら嬉しいです。
ちなみにNOTHIN’SPECIALのTEEはCOFLOでもご覧頂けるので是非。
F1 TEE
https://shop.coflostore.com/?pid=167618619
THROWUP TEE
https://shop.coflostore.com/?pid=167618617
また現在COFLOでは取り扱いがございませんが、NOTHIN’SPECIALがスタートしてから産み出してきたグラフィックをまとめたアーカイブブックもリリースされていますのでそちらもご紹介しておきます。
https://www.nothinspecial.nyc/shop/5th-2016-2021-graphic-archive-book
それではこの辺で。