COFLO BLOG

September 11th, 2020

KATSUO通信Vol,24~KATUSUO自分を見失うそして強制終了~

どうもCOFLOです。

いつもなら少し世間話をしてから本題に入るのですが、

題目から見て取れるようにKATSUO通信が思わぬ形で終了してしまうという事で、

いきなり本題に入りたいと思います。

さぁ前回九州にて長渕剛になりきりながらも九州を駆け足で走り去ったKATSUO。

次回は暴挙に出ると自ら言い放ったKATSUOですが、その言葉通り暴挙に出ます。

結論から言うと、何とこの後の四国を九州よりも駆け足で駆け抜けそのまま日本一周を自ら強制終了させてしまうのです。

何があったんだKATSUO!!!!

という事で今回がラストとなるKATSUO通信、その結末を見届けてください!!

大分で朝を迎えたKATSUO、国道九四フェリーに乗り込み愛媛県へワープします。

そのまま愛媛に到着しフェリー乗り場近くの四国最西端 ”佐多岬”へ。

大分では屈指の観光地別府温泉をスルーしたのに再端系のスポットには行くのね。笑

そして佐多岬に着き海を眺めた瞬間、KATSUOの中で押し殺していた思いが溢れ出してしまします。

「四国は以前に一周したからいいか、帰ろう。」

そしてうどんも食べず、高速に乗り数時間で四国を横断してしまいます。。

この時既にKATSUOは疲れきっていたのでしょう、本来の旅の目的も忘れただただ慣れ親しんだ土地に戻りたいと。

まぁその気持ちも分からなくも無いんだけど僕自身も驚きを隠せず震える指でこのブログを綴っております。

高速に乗り数時間で四国を横断したKATSUOは、そのまま明石海峡大橋を渡り大阪、COFLOに。

その時のKATSUOの表情は今でも忘れません。

僕らもさっきまで九州にいたはずの男が目の前にいる訳ですから驚きました。

そして旅の話をひとしきり話したKATSUOは京都へ戻って行きました。

この時KATSUOは何を言われようが関係無い、もう終わりなんだと半ば自分に言い聞かせていました。

罪悪感を感じながらもようやく自分のホームに帰ってきたという安堵感でいっぱいだったそうです。

この時の自分をKATSUOはこう振り返りました。

これを日本一周と呼んでいいものか、怪しいですよね。

本当に酷い終わらせ方をしたなぁと感じています。

そして日本一周を振り返り、

若かったなぁ背伸びしていたなぁと旅を始めた時の自分を思い返しそう呟きました。

自分の原点であるアートやスケートボードに身が入らず、

ただただ見てくれだけを大きく見せ、かっこいいやすごいと言われたいが為に背伸びし人生を送ってしまっていたなと。

当時はその思いだけが自分を動かす原動力になっていました。

そんな単純な思いだけで旅に出て辛くなり、最後まで旅を全う出来ませんでした。

応援してくださった方や協力してくださった方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ただ後悔はしていません。

現在は旅に出て得た貴重な体験があったからそれを活かし生活できていると感じています。

何よりスケートボードがめちゃくちゃ楽しく感じれています。

こんな素晴らしいものだったと気づくまで10年かかりましたが。

と語ってくれました。

KATSUOよ、素晴らしいじゃないか!!

旅の中で必死で自分を探し、葛藤し遂に答えを見つけ出した。

旅の形がどうであれ僕はそれで十分KATSUOの事を立派だと感じます。

何より我々スケーターにとって1番大切なスケートボードを目一杯楽しむ、

これを感じれている事がすごく素敵な事だと思います。

KATSUOは現在地元長野に帰り、仕事の傍ら仲間たちとスケートボードを楽しむ日々を送っています。

最後になりましたが、長きにわたるKATSUO通信をご愛読頂きありがとうございました。

皆様の中でどこかでKATSUOと遭遇する方もいらっしゃるかもしれません。

その時、もしお時間があればKATSUOとセッションしてみて下さい。

悩みや、何かモヤモヤしたものがあるのであれば打ち明けてみてもいいかもしれません。

きっとKATSUOはナイスな答えをくれるはずです。

なぜならヤツは本当の楽しさを知っている男だからです。

それではまたいつかお会い出来るその日まで、

ありがとうKATSUOー!!!

それではこのへんで。