COFLO BLOG

April 16th, 2020

Mechanixのグローブと多感な青春時代

みなさんこんにちは。

コロナウイルスによって休業しております COFLO(コーフロー)として、普段インスタでは書けない長さの内容をブログにアップしていっております。

掲題にあるように、みんなにもあったもしくは今、青春まっただ中な君に青春を語る上でそもそも俺が何歳であるか、何年前の話なのか知ってもらおう。

時は 2004 年、僕は高校2年生。

小学校から続けてきたサッカーへの情熱が、スケボーに吸い取られまくっていた当時の話だ。

当時の楽しみといえば、音楽、スケボー、洋服というとってもシンプルで普通だった俺は、

好きなアーティストの作品やビジュアルを隅々までチェックした。

ファッション雑誌は買うお金が無かったので立ち読みに寛大なコンビニを利用していた。

当時はそんなコンビニをスラスラと何件も言えたものだった。

そしてある日、Wu Tang Clan の Ghost Face Killah の新しいアルバムをゲットしたのだ。

こちらのPretty Toneyというアルバムは、彼の他の代表作、Supreme Clientele や、Iron Man のように後世にまで語られるほどの評価は得なかったのであるが CD の中にあるライナーノーツやヴィジュアルのページで、インパクト抜群なグローブを発見したのだ。

そして中央に立つ男、Ghost Face Killah が着けているグローブが気になって気になって、調べに調べたのだ。

するとそれは主に自転車やバイク乗りが着けている ようなメーカーのもので、それをサラっと持ってきているゴーストのセンスに痺れた。

時間だけは贅沢に持っていた少年オレは、すぐに地元の バイクや車の部品屋さんを周りまくる(当時はネットショッピングでポチってわけには行かなくて。)

そしてついに、

バイク用品のプロショップでヤツを見つけ購入、そこからはチャリに乗る時はもちろんスケボーの時も身に着け、その誰ともかぶっていないであろうグローブを、

心の中でゴーストのヤツだぜあんなとこ誰も 見ていないだろ!

と思いながら着けていたのだ。

しかしある日、俺とゴーストだけ(思い込み)のグローブストーリーに、激震が走る。

いつものようにコンビニでファッション雑誌を立ち読みしていると、当時 HECTIC を手がけ、出で立ちから服装、仕掛けるムーヴメント迄全てがクールな男 YOPPI 氏が、俺とゴーストのそれを着けているのだ!

なんてこった!!

そして YOPPI 氏のセンスにもしっかり惚れ込んだのでしまったのだ。

今思うと彼は自転車にも精通しているので、自然と目に触れてカッケーなーくらいで着けていた可能性も大いにあるが、

俺はゴーストを見てのことだと信じている。(今度本人に聞いてみよう)

という青春の1ページでした。 なぜ思い出したのかというと今シーズン Supreme がその俺とゴーストと YOPPI 氏の MECHANIX のグローブに別注をしているのだ。

さすが Supreme。

まさかお前らもゴーストの影響!?

いやいやまさかな。

けど心のどこかでそうであったらいいなと思う俺なのであった。

皆さんもそんな青春時代があったんじゃないですか?

こうゆっくり出来るタイミングだからこそ振り返ってノスタルジックな気分になってみてはどうだろう。

ちなみにGHOSTFACE KILLAHのSupreme ClienteleというアルバムのロゴはWHIMSYがパロディしているので是非チェックしてみてくれ!