どうもCOFLOです。
少し涼しくなったかな?
なってねーだろって声も聞こえてきそうですが8月も終盤、
秋はそこまできています。
さて今回のBLOGの題目、
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
かの有名な宮沢賢治の作品の冒頭部分ですね。
じゃあ今回は文学的なテーマなのかな?
違うんです。
先日COFLOにやってきたCLARKS 2020 F/Wの中でWALLABEE GTXというアイテムがあるのですが、
WALLABEEは分かるけどGTXって何?
ご存知の方も多いとは思いますがGORE TEXの略です。
GORE TEXはアメリカのW.L. Gore & Associates社が製造販売している防水透湿性素材でありまして、
いわば素材のブランドといったところでしょうか。
The North FaceやPatagoniaといった有名アウトドアブランドが使用している事もあり、皆さんも一度は目にした事があるとは思います。
ただどんなブランドでも使用できるわけではなく限られたブランドのみ使用する事が許された素材です。
でGORE TEXって何が他の防水素材と違うの?ってところなんですが、
これを説明しはじめると難しい専門用語も出てくる上、非常に長くなってしまいつまらなくなってしまうのでサクッと分かりやすく説明すると、
例えばビニール製のカッパ、水は防いでくれますが風や水蒸気を通さない為非常に蒸れやすくなりますよね。
一方GORE TEXは生地上に非常に微細な孔、いわゆる穴が空いていて水蒸気を通して蒸れにくくしてくれつつ外部からの雨や水は通しません。
これが最大の特徴であります。
そんなGORE TEXを作る上で欠かせないePTFEフィルムという素材は防水生地を作るだけに留まらず医療の分野でも活躍していて、人工血管などを作る際のメンブレン(膜)にも使用されています。
とまぁ簡単な説明とはなりましたが、GORE TEXを使用しているブランドやメカニズム、そして医療の世界でも使用されているとなると凄みは伝わるかなと思います。
上記を踏まえると防水素材のキングと言っても過言では無いかと。
で、本題に戻りますが、CLARKSからリリースされたWALLABEE GTX。
CLARKSがGORE TEXを使用するのは初めてではありませんが、
今回は今までリリースされたWALLABEE GTXの中でも群を抜いてカッコイイ。
と個人的に感じています。
カラー表記ではOLIVE LEATHERとなっているのですが、
OLIVE OLIVEしすぎず、GREYとOLIVEの中間のような色合いがグッド。
ソールはVIBRAMを使用していて、従来のWALLABEEのクレープソールとは違い凹凸もあり、
ワイルドでアウトドアぽい雰囲気を感じます。
今季からは替えのシューレースも付属で付いてきて、
BLACK地にYELLOWとOLIVEの模様が更にアウトドア感を醸し出します。
余談ですがこの替えのシューレース、写真のように付いているのですが、
昔こんな蛾の幼虫いたなーと少し懐かしい気分になりました。
僕個人的にはシューレースを蛾の幼虫に替えるのを推奨しています。笑
さて話はずれましたが、
9月10月は暑さが収まってくるのと引き換えに台風の季節でもあります。
秋冬の準備もそうですが、
”雨ニモマケズ 風ニモマケズ” お洒落を楽しむのも一興かなと。
そんな時に是非このWALLABEE GTXを。
CLARKS 2020 F/Wは明日 12:00~ WEB STOREにもアップします。
それではこの辺で。