COFLO NEWS

『ゲリラ公共サービス』

こんばんはCOFLOテツです。

最近鼻の中にニキビができましてかなり痛いです。

原因はおそらく鼻毛処理をやりすぎた故に、粘膜を傷つけたのが原因です。

鼻もちょっとデカくなったので、Tee着るときとか引っ掛かって、超痛いです。とにかく早く健康な鼻に戻って欲しいものです。

鼻の話はさておき、

今回は、アーティストなのか、ただマメな男なのかわからない

”リチャード・アングロム”という男について書こうとおもいます。

いきなりですが皆さん、道路を車で走ってて迷ったり、道を間違えたりした経験はありますか?多分皆さんあると思います。

道路には色んな情報を表示する標識が設置されていますが、「もうちょっと情報書いといてや」みたいな標識、看板も多々ありますよね。

実際に、道を間違えてしまった経験のあるアングロムさんは

その道間違えの原因が高速道路の案内標識の情報不足だと気付き、「ゲリラ公共サービス」として看板に情報を書き足してしまいました。笑

凄まじい行動力。

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1980年頃、ロサンゼルスの田舎町に住むアングロムさんは、ロサンゼルスを東西に分ける110フリーウェイという道を車で走っていて、州間高速道路5号線の北行きに入ろうと思っていました。

しかし出口を見逃して、道に迷ってしまいました。

それから数年後、ロサンゼルスのダウンタウンに引っ越したアングロムさんは、110フリーウェイを走行中、「前道に迷ったのはなんでやったんや。」と疑問におもいました。

案内標識を見上げて、その理由が「州間高速5号北行きへの表示がなかったからや!!」ということに気付きました。

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マメなアーティストのアングロムさんは「それやったらここに自分が情報書いたろ」と思いつき、標識の不足情報を自分で作って貼り付けることにしました。これが「ゲリラ公共サービス」というわけです。

計画の一部始終は、YouTubeでムービーとして公開されています。

Guerrilla Public Service 2011 – YouTube

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でもそうなってくるとまず必要なのは、標識のデザイン情報。アングロムさんはインターネットでどういった規格なのかを事前調査。

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そして、実際の看板のところへ足を運び

カラーチップで色をチェック。

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実寸を計測中。ガチです。

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まずはデザインの原本を作成したアンクロムさん。

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実寸大で作ります。

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カットしたアルミ板を着色。

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反射板を取り付けたら完成です。

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他にはヘルメットなどを購入。

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車には工事会社を装ったステッカーを貼り付けます。あくまで「交通局の仕事をしているだけ」という姿を装います。笑

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馴染みすぎ

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取り付け作業は30分でdoneって感じ

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この「5号線」表示をアングロムさんが作ったっていうのは、友達だけの、内々の話でしたが、9カ月後に友達の1人が地元紙に言っちゃったことで、カリフォルニア州交通局の耳に入ることになります。

アングロムさんは、あ~外されんのかな~って思ってましたが、厳密な計測と作業のおかげで、アングロムさんの仕事?は交通局の基準を満たしたものだったため、8年以上にわたってそのまま使い続けられました。笑

寛容すぎるアメリカ。

こういうの良いですよね。

基準とクオリティを達成してるからヨシっていう感じ。柔軟なようで厳格でもあるというか。

政府に書類とか提出して、看板作って欲しいってお願いするより、

自分で作っちゃえ!という考え。最高です。

生き方の参考になるかも。

それではこの辺でー!

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